添付文書比較

医薬品名
医薬品名 差異あり
一般名(正式) 差異あり
一般名 差異あり
製造販売業者 差異あり
剤形
規格・含量
YJコード 差異あり
薬価基準コード 差異あり
HOTコード 差異あり
区分 差異あり
薬価 差異あり
包装サイズ
JANコード
調剤単位コード
販売単位コード
添付文書番号 差異あり
一般名(添付文書)
薬効分類
改訂日 差異あり
版数
Cmax(最高血中濃度) 差異あり
Tmax(最高血中濃度到達時間) 差異あり
AUC(血中濃度-時間曲線下面積) 差異あり
T1/2(半減期) 差異あり
CL(クリアランス)
Vd(分布容積)
警告
禁忌(テキスト) 差異あり
禁忌項目(詳細) 差異あり
組成・性状 差異あり
効能又は効果
効能又は効果に関連する注意
用法及び用量
用法及び用量に関連する注意
重要な基本的注意 差異あり
特定の背景を有する患者に関する注意
相互作用(テキスト) 差異あり
相互作用(詳細)
副作用(テキスト) 差異あり
重大な副作用(詳細) 差異あり
その他の副作用(詳細)
過量投与
適用上の注意
薬物動態(テキスト) 差異あり
臨床成績 差異あり
薬効薬理 差異あり
理化学的知見 差異あり
取扱い上の注意
貯法・有効期間 差異あり
包装 差異あり
ベース エディロールカプセル0.75μg 中外製薬
エディロールカプセル0.75μg
エディロールカプセル0.75μg
エディロールカプセル0.75μg
中外製薬
カプセル
0.75μg1カプセル
3112006M2029
3112006M2029
1204261010101
先発医薬品
34.90円
3112006M1022_1_12
2024-02-05
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 100.42±11.02 pg/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 95.37±8.89 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 99.7±19.1 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 73.9(63.1,84.6) pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 99.8±12.7 pg/mL
(シンバスタチン) 1.158[0.8766−1.5306]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.958[0.7526−1.2185]
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 4,094±445 pg・h/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 3,879±577 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 3,622±731 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 2,936(2,622, 3,250) pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 3,947±580 pg・h/mL
(シンバスタチン) 0.964[0.6903−1.3468]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.874[0.7535−1.0136]
記載なし
妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,
記載なし
1カプセル中エルデカルシトール0.5μg内容物:中鎖脂肪酸トリグリセリド、トコフェロールカプセル:ゼラチン、D-ソルビトール、カラメル、酸化チタン1カプセル中エルデカルシトール0.75μg内容物:中鎖脂肪酸トリグリセリド、トコフェロールカプセル:ゼラチン、D-ソルビトール、カラメル
骨粗鬆症
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。,,,,,
本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。,,,,,高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。,,, ,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。,
高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者,血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。,,,,重度の肝機能障害患者重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでは胎児の骨格異常及び出生児の腎臓の変化が0.125μg/kg/日(曝露量は臨床推奨用量での曝露量の6.8倍相当)で、出生児の外形異常(四肢、手根の異常)が0.5μg/kg/日(27.0倍相当)で認められている。ウサギでは外形異常(頭蓋裂、口蓋裂、矮小児)が0.3μg/kg/日で認められている。,授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
ジギタリス製剤ジゴキシン 等高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。カルシウム製剤乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。ビタミンD及びその誘導体アルファカルシドールカルシトリオール 等,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。PTH製剤テリパラチド 等PTHrP製剤アバロパラチド酢酸塩,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
注意 ジギタリス製剤 (ジゴキシン 等)
症状: 高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。
機序: 高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
注意 カルシウム製剤 (乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
注意 ビタミンD及びその誘導体 (アルファカルシドールカルシトリオール 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 PTH製剤 (テリパラチド 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等)
症状: 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム 等)
症状: ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。
機序: 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。高カルシウム血症(1.5%注1)),,,, ,急性腎障害(頻度不明)血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。尿路結石(0.9%),消化器精神神経系肝臓腎臓代謝血液皮膚その他2%以上2%未満頻度不明便秘、胃不快感、口渇、胃炎嘔気、下痢、腹痛浮動性めまい、味覚異常γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)血中尿酸増加、Al-P上昇ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少発疹、そう痒症耳鳴浮腫注1)補正血清カルシウム値が11.0mg/dLを超える場合を高カルシウム血症として集計注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
1. 高カルシウム血症 [1.5%]
,,,, ,
2. 急性腎障害 [頻度不明]
血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。
3. 尿路結石 [0.9%]
,
消化器 [2%未満] 便秘、胃不快感、口渇、胃炎
消化器 [頻度不明] 嘔気、下痢、腹痛
精神神経系 [頻度不明] 浮動性めまい、味覚異常
肝臓 [2%未満] γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇
腎臓 [2%未満] クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性
代謝 [2%以上] 尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)
代謝 [2%未満] 血中尿酸増加、Al-P上昇
血液 [2%未満] ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少
皮膚 [2%未満] 発疹、そう痒症
その他 [2%未満] 耳鳴
その他 [頻度不明] 浮腫
記載なし
薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。
〈健康成人〉単回投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は投与後3.4±1.2hにC99.8±12.7pg/mLに達した後、t53.0±11.4hで消失した。AUCは3,947±580pg・h/mLであった(Mean±SD,n=31) 。0.75μg単回経口投与時の健康成人男性における薬物濃度推移反復投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、14回目投与時の血清中エルデカルシトール濃度は投与後6.0±2.8hにC243.5±28.2pg/mLに達した後、t48.7±4.9hで消失した。AUCは4,964±597pg・h/mLであった(Mean±SD,n=10) 。また、健康成人男性にエルデカルシトールとして0.1~1.0μgを1日1回15日間経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は、いずれの投与量においても投与13日後には定常状態に達していた。定常状態における薬物動態パラメータは、C、C、AUCともに投与量に比例して増加し、tは投与量によらず一定であり、エルデカルシトールの薬物動態は0.1~1.0μgの投与量の範囲内で線形であった 。反復投与により薬物動態パラメータに変化は認められなかった。注1)承認された用法及び用量は、「通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。」である。〈原発性骨粗鬆症患者〉反復投与原発性骨粗鬆症患者にエルデカルシトールとして0.5、0.75、1.0μgを1日1回48週間経口投与後の定常状態における血清中エルデカルシトール濃度は、投与量の増加に伴い比例的に増加した 。定常状態時の血清中エルデカルシトール濃度投与群12週後24週後48週後合計0.5μg238.1±80.9(n=49)249.7±64.4(n=48)246.0±136.3(n=44)244.5±96.8(N=141)0.75μg339.7±108.8(n=54)351.5±95.3(n=52)306.2±150.1(n=47)333.4±119.8(N=153)1.0μg514.3±674.5(n=53)469.9±135.2(n=51)401.3±140.2(n=45)465.0±417.1(N=149)(Mean±SD)血清中エルデカルシトール濃度の単位:pg/mLn:例数、N:集計に用いた測定ポイント数注2)投与12週後、24週後、48週後の集計食事の影響健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、薬物動態に食事の影響は認められなかった 。食事の有無における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)空腹時投与100.42±11.024,094±445食後投与95.37±8.893,879±577(Mean±SD,n=15)注3)10時間以上絶食後投与注4)食事摂取30分後投与母集団薬物動態解析健康成人男性、閉経後女性及び原発性骨粗鬆症患者の計882例において母集団薬物動態解析を実施した。見かけの分布容積は10.5Lであった 。蛋白結合ヒト血清に1~100ng/mLの濃度範囲でエルデカルシトールを添加したときの蛋白結合率は94.2~96.2%であり濃度によらず一定であった 。また、蛋白結合率に性差は認められなかった() 。エルデカルシトールをラットに投与したとき、血漿中には主に未変化体が認められ、2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び24位の水酸化体も認められた 。ラット、イヌ、サル及びヒトの肝ミクロソームを用いた試験におけるエルデカルシトールの主代謝物は2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び3-hydroxypropyloxy基のアルコールの酸化体であり、種差は認められず 、エルデカルシトール主代謝酵素はヒト肝臓のCYPではなかった() 。健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、エルデカルシトール及びその代謝物の尿中への排泄は認められなかった 。雄性ラットにHで標識したエルデカルシトールを単回経口投与したとき、投与7日後までに投与放射能の2.63%が尿中に、55.89%が糞中に排泄された 。肝機能障害患者における薬物動態肝機能障害患者10例(Child-Pugh分類 ClassA:8例、ClassB:2例)にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したときの薬物動態パラメータは、以下のとおりであった 。肝機能障害患者と健康成人男性における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)99.7±19.13,622±731肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)73.9(63.1,84.6)2,936(2,622, 3,250)健康成人男性99.8±12.73,947±580Child-Pugh分類 ClassA:n=8、健康成人男性:n=31(Mean±SD)Child-Pugh分類 ClassB:n=2〔Mean(Min,Max)〕腎機能及びその他の因子が薬物動態に及ぼす影響臨床試験から得られたクレアチニンクリアランス(CLcr) 、年齢 及び性別 ごとの血清中エルデカルシトールトラフ濃度を以下に示す。「16.3.1 母集団薬物動態解析」に示した母集団薬物動態解析 の結果、CLcr、体重、年齢及び性別は見かけの全身クリアランスに影響を与える因子ではなかった。臨床試験から得られたCLcr、年齢、性別の各分類の血清中エルデカルシトールトラフ濃度因子エルデカルシトール投与量、投与期間血清中エルデカルシトールトラフ濃度(pg/mL)(n=例数、N=測定ポイント数)CLcr(mL/min)0.75μg144週間10以上30未満384.3±145.7(N=17)30以上60未満322.9±114.8(N=331)60以上70未満304.8±89.4(N=19)70以上254.2±81.6(N=15)年齢0.75μg144週間75歳未満302.3±101.0(N=232)75歳以上352.5±129.1(N=150)性別男性1.0μg、15日間316.1±96.3(n=6)男性1.0μg、14日間289.6±114.1(n=22)女性1.0μg、12週間260.4±55.6(N=80)(Mean±SD)注5)血清クレアチニン値を用いCockcroft-Gault法により算出注6)投与13、14、15日目及び15日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注7)投与13、14日目及び14日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注8)投与2、4、8、12週後の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μg又はプラセボを1日1回14日間経口投与したとき、CYP3A4の基質であるシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態パラメータの幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)及び90%信頼区間は、以下のとおりであった 。エルデカルシトールがシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態に及ぼす影響指標薬投与群幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)[90%信頼区間]AUCCシンバスタチンプラセボ0.964[0.6903−1.3468]1.158[0.8766−1.5306]エルデカルシトール0.848[0.6743−1.0654]0.809[0.6669−0.9826]シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)プラセボ0.874[0.7535−1.0136]0.958[0.7526−1.2185]エルデカルシトール0.929[0.7178−1.2029]0.894[0.6302−1.2684](n=10)ヒト肝細胞ならびにヒト肝ミクロソームを用いた検討において、エルデカルシトールによる臨床上薬物相互作用を惹起するCYPの誘導及び阻害は認められなかった() 。
国内第III相試験原発性骨粗鬆症患者1,054例(エルデカルシトール群528例うち男性9例、アルファカルシドール群526例うち男性15例)における無作為割付二重盲検群間比較試験において、主要評価項目である3年間の非外傷性新規椎体骨折発生頻度は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で13.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で17.5%であり(相対リスク減少率26%)、アルファカルシドールに対するエルデカルシトールの優越性が検証された[層化log-rank検定:P=0.0460(片側)]。また、3年間の非外傷性前腕骨骨折発生頻度は、エルデカルシトール群で1.1%、アルファカルシドール群で3.6%であり(相対リスク減少率71%)、有意差が認められた[層化log-rank検定:P=0.0048(片側)]。3年後の腰椎骨密度平均変化率は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で3.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で0.1%であり、アルファカルシドール群に比較して有意な骨密度増加効果を示した[Student t検定:P<0.001(両側)]。また、3年後の大腿骨骨密度平均変化率においても、エルデカルシトール群で0.4%、アルファカルシドール群で-2.3%であり、有意な骨密度増加効果を示した[Student t検定:P<0.001(両側)] 。骨折発生頻度と相対リスク減少率骨折発生頻度(3年間)(n=有効性評価症例数)相対リスク減少率(P値)エルデカルシトール群(n=526)アルファカルシドール群(n=523)新規椎体骨折13.4%17.5%26%(P=0.0460)前腕骨骨折1.1%3.6%71%(P=0.0048)注1)Kaplan-Meier法による推定値注2)層化log-rank検定(片側)安全性評価対象例数であるエルデカルシトール群528例、アルファカルシドール群526例のうち、副作用は、エルデカルシトール群で227例(43.0%)、アルファカルシドール群で170例(32.3%)に認められた。発現率が5%以上であった副作用は血中又は尿中カルシウム増加であり、血中カルシウム増加はエルデカルシトール群で111例(21.0%)、アルファカルシドール群で69例(13.1%)、尿中カルシウム増加はエルデカルシトール群で134例(25.4%)、アルファカルシドール群で81例(15.4%)にみられた 。
エルデカルシトールは活性型ビタミンD(カルシトリオール)の誘導体であり、以下のカルシトリオールとしての薬理学的特性を有する。ヒト破骨前駆細胞に作用し破骨細胞の形成を抑制した() 。ラットにおいて、小腸でのカルシウム吸収促進() 及び血清カルシウム濃度の増加 が認められた。クル病モデルラットにおいて、骨端軟骨幅指数の低下が認められた 。卵巣摘出ラットにおいて、骨代謝回転パラメータ値の低下が認められた 。これらのことから、エルデカルシトールは、主に骨代謝回転を抑制して、骨密度及び骨強度を改善すると考えられる。薬理作用骨密度及び骨強度に対する作用卵巣摘出ラットにエルデカルシトールを12カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.03μg/kg/日の投与は、卵巣摘出による腰椎及び大腿骨の骨密度減少並びに骨強度低下を有意に抑制した 。卵巣摘出サルにエルデカルシトールを16カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.07μg/kg/日投与群の腰椎及び大腿骨骨密度は、卵巣摘出コントロール群を下回らなかった。また、骨強度を低下させるなどの悪影響は認められなかった 。卵巣摘出ラット及びサルの骨密度と骨強度の間には正の相関が認められた。骨組織像に及ぼす影響卵巣摘出ラットにエルデカルシトール0.0075、0.015、0.03μg/kg/日を12カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった 。卵巣摘出サルにエルデカルシトール0.0175、0.035、0.07μg/kg/日を16カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった 。骨折治癒に及ぼす影響骨折モデルラットにおいて、エルデカルシトール0.015、0.05μg/kg/日の骨折手術前4週間、骨折手術後16週間の反復経口投与は骨折部位の形状及び力学的強度に影響を与えなかった 。
エルデカルシトール(Eldecalcitol)(JAN)(1,2,3,5,7)-2-(3-Hydroxypropyloxy)-9,10-secocholesta-5,7,10(19)-triene-1,3,25-triolCHO490.72白色~淡黄色の粉末である。,-ジメチルホルムアミド及びエタノール(99.5)に溶けやすく、クロロホルムにやや溶けやすく、アセトニトリルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。約132℃
アルミピロー包装開封後又はバラ包装外箱開封後は遮光して保存すること。
軟カプセル茶白色不透明(球形)直径約6.6mm質量約164mg軟カプセル茶褐色透明(球形)直径約6.6mm質量約164mg
〈エディロールカプセル0.5μg〉100カプセル(PTP10カプセル×10)〈エディロールカプセル0.75μg〉100カプセル(PTP10カプセル×10)500カプセル(PTP10カプセル×50)500カプセル(バラ、脱臭剤入り)
エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」 日医工
エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」
日医工
カプセル
0.75μg1カプセル
3112006M2045
3112006M2045
1278811010101
後発医薬品
15.40円
3112006M1049_1_06
2024-02-15
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」) 63.9±14.0
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エディロールカプセル0.5μg) 63.6±8.5
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」) 90.2±13.6
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エディロールカプセル0.75μg) 87.4±15.7
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 100.42±11.02 pg/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 95.37±8.89 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 99.7±19.1 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 73.9(63.1,84.6) pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 99.8±12.7 pg/mL
(シンバスタチン) 1.158[0.8766-1.5306]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.958[0.7526-1.2185]
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」) 3.35±0.85
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エディロールカプセル0.5μg) 3.31±1.46
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」) 3.25±0.75
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エディロールカプセル0.75μg) 4.04±4.04
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」) 3215±820
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エディロールカプセル0.5μg) 3033±635
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」) 4968±931
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エディロールカプセル0.75μg) 4953±947
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 4,094±445 pg・h/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 3,879±577 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 3,622±731 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 2,936(2,622, 3,250) pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 3,947±580 pg・h/mL
(シンバスタチン) 0.964[0.6903-1.3468]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.874[0.7535-1.0136]
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」) 51.7±12.3
[エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」] (エディロールカプセル0.5μg) 48.5±13.6
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」) 53.8±10.2
[エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」] (エディロールカプセル0.75μg) 53.9±10.4
記載なし
妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,本剤の成分に対し過敏症の既往のある患者
1. 妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,
2. 本剤の成分に対し過敏症の既往のある患者
1カプセル中エルデカルシトール0.5μg中鎖脂肪酸トリグリセリドカプセル剤皮:ゼラチン、D-ソルビトール液、酸化チタン、黒酸化鉄、カルミン、黄色5号1カプセル中エルデカルシトール0.75μg中鎖脂肪酸トリグリセリドカプセル剤皮:ゼラチン、D-ソルビトール液、黒酸化鉄、カルミン、黄色5号
骨粗鬆症
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。,,,,,
本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。,,,,,高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。,,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。,
高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者,血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。,,,,重度の肝機能障害患者重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでは胎児の骨格異常及び出生児の腎臓の変化が0.125μg/kg/日(曝露量は臨床推奨用量での曝露量の6.8倍相当)で、出生児の外形異常(四肢、手根の異常)が0.5μg/kg/日(27.0倍相当)で認められている。ウサギでは外形異常(頭蓋裂、口蓋裂、矮小児)が0.3μg/kg/日で認められている。,授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
ジギタリス製剤ジゴキシン 等高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。カルシウム製剤乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。ビタミンD及びその誘導体アルファカルシドールカルシトリオール 等,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。PTH製剤テリパラチド 等PTHrP製剤アバロパラチド酢酸塩,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
注意 ジギタリス製剤 (ジゴキシン 等)
症状: 高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。
機序: 高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
注意 カルシウム製剤 (乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
注意 ビタミンD及びその誘導体 (アルファカルシドールカルシトリオール 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 PTH製剤 (テリパラチド 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等)
症状: 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム 等)
症状: ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。
機序: 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。高カルシウム血症(1.5%注1)),,,,,急性腎障害(頻度不明)血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。尿路結石(0.9%),消化器精神神経系肝臓腎臓代謝血液皮膚その他2%以上2%未満頻度不明便秘、胃不快感、口渇、胃炎嘔気、下痢、腹痛浮動性めまい、味覚異常γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)血中尿酸増加、Al-P上昇ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少発疹、そう痒症耳鳴浮腫注1)補正血清カルシウム値が11.0mg/dLを超える場合を高カルシウム血症として集計注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
1. 高カルシウム血症 [1.5%]
,,,,,
2. 急性腎障害 [頻度不明]
血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。
3. 尿路結石 [0.9%]
,
消化器 [2%未満] 便秘、胃不快感、口渇、胃炎
消化器 [頻度不明] 嘔気、下痢、腹痛
精神神経系 [頻度不明] 浮動性めまい、味覚異常
肝臓 [2%未満] γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇
腎臓 [2%未満] クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性
代謝 [2%以上] 尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)
代謝 [2%未満] 血中尿酸増加、Al-P上昇
血液 [2%未満] ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少
皮膚 [2%未満] 発疹、そう痒症
その他 [2%未満] 耳鳴
その他 [頻度不明] 浮腫
記載なし
薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。
〈健康成人〉単回投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は投与後3.4±1.2hにC99.8±12.7pg/mLに達した後、t53.0±11.4hで消失した。AUCは3,947±580pg・h/mLであった(Mean±SD,n=31)。反復投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、14回目投与時の血清中エルデカルシトール濃度は投与後6.0±2.8hにC243.5±28.2pg/mLに達した後、t48.7±4.9hで消失した。AUCは4,964±597pg・h/mLであった(Mean±SD,n=10)。また、健康成人男性にエルデカルシトールとして0.1~1.0μgを1日1回15日間経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は、いずれの投与量においても投与13日後には定常状態に達していた。定常状態における薬物動態パラメータは、C、C、AUCともに投与量に比例して増加し、tは投与量によらず一定であり、エルデカルシトールの薬物動態は0.1~1.0μgの投与量の範囲内で線形であった。反復投与により薬物動態パラメータに変化は認められなかった。注1)承認された用法及び用量は、「通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。」である。〈原発性骨粗鬆症患者〉反復投与原発性骨粗鬆症患者にエルデカルシトールとして0.5、0.75、1.0μgを1日1回48週間経口投与後の定常状態における血清中エルデカルシトール濃度は、投与量の増加に伴い比例的に増加した。定常状態時の血清中エルデカルシトール濃度投与群12週後24週後48週後合計0.5μg238.1±80.9(n=49)249.7±64.4(n=48)246.0±136.3(n=44)244.5±96.8(N=141)0.75μg339.7±108.8(n=54)351.5±95.3(n=52)306.2±150.1(n=47)333.4±119.8(N=153)1.0μg514.3±674.5(n=53)469.9±135.2(n=51)401.3±140.2(n=45)465.0±417.1(N=149)(Mean±SD)血清中エルデカルシトール濃度の単位:pg/mLn:例数、N:集計に用いた測定ポイント数注2)投与12週後、24週後、48週後の集計生物学的同等性試験エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」及びエディロールカプセル0.5μgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(エルデカルシトールとして0.5μg)健康成人男性に絶食単回経口投与して血漿中エルデカルシトール濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。薬物動態パラメータ判定パラメータ参考パラメータAUC(pg・hr/mL)Cmax(pg/mL)Tmax(hr)t(hr)エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」3215±82063.9±14.03.35±0.8551.7±12.3エディロールカプセル0.5μg3033±63563.6±8.53.31±1.4648.5±13.6(1カプセル投与,Mean±S.D., n=26)血漿中薬物濃度推移血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」及びエディロールカプセル0.75μgを、クロスオーバー法によりそれぞれ1カプセル(エルデカルシトールとして0.75μg)健康成人男性に絶食単回経口投与して血漿中エルデカルシトール濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。薬物動態パラメータ判定パラメータ参考パラメータAUC(pg・hr/mL)Cmax(pg/mL)Tmax(hr)t(hr)エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」4968±93190.2±13.63.25±0.7553.8±10.2エディロールカプセル0.75μg4953±94787.4±15.74.04±4.0453.9±10.4(1カプセル投与,Mean±S.D., n=28)血漿中薬物濃度推移血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。食事の影響健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、薬物動態に食事の影響は認められなかった。食事の有無における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)空腹時投与100.42±11.024,094±445食後投与95.37±8.893,879±577(Mean±SD,n=15)注3)10時間以上絶食後投与注4)食事摂取30分後投与母集団薬物動態解析健康成人男性、閉経後女性及び原発性骨粗鬆症患者の計882例において母集団薬物動態解析を実施した。見かけの分布容積は10.5Lであった。蛋白結合ヒト血清に1~100ng/mLの濃度範囲でエルデカルシトールを添加したときの蛋白結合率は94.2~96.2%であり濃度によらず一定であった。また、蛋白結合率に性差は認められなかった()。エルデカルシトールをラットに投与したとき、血漿中には主に未変化体が認められ、2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び24位の水酸化体も認められた。ラット、イヌ、サル及びヒトの肝ミクロソームを用いた試験におけるエルデカルシトールの主代謝物は2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び3-hydroxypropyloxy基のアルコールの酸化体であり、種差は認められず、エルデカルシトール主代謝酵素はヒト肝臓のCYPではなかった()。健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、エルデカルシトール及びその代謝物の尿中への排泄は認められなかった。雄性ラットにHで標識したエルデカルシトールを単回経口投与したとき、投与7日後までに投与放射能の2.63%が尿中に、55.89%が糞中に排泄された。肝機能障害患者における薬物動態肝機能障害患者10例(Child-Pugh分類 ClassA:8例、ClassB:2例)にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したときの薬物動態パラメータは、以下のとおりであった。肝機能障害患者と健康成人男性における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)99.7±19.13,622±731肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)73.9(63.1,84.6)2,936(2,622, 3,250)健康成人男性99.8±12.73,947±580Child-Pugh分類 ClassA:n=8、健康成人男性:n=31(Mean±SD)Child-Pugh分類 ClassB:n=2〔Mean(Min,Max)〕腎機能及びその他の因子が薬物動態に及ぼす影響臨床試験から得られたクレアチニンクリアランス(CLcr)、年齢及び性別ごとの血清中エルデカルシトールトラフ濃度を以下に示す。「16.3.1 母集団薬物動態解析」に示した母集団薬物動態解析の結果、CLcr、体重、年齢及び性別は見かけの全身クリアランスに影響を与える因子ではなかった。臨床試験から得られたCLcr、年齢、性別の各分類の血清中エルデカルシトールトラフ濃度因子エルデカルシトール投与量、投与期間血清中エルデカルシトールトラフ濃度(pg/mL)(n=例数、N=測定ポイント数)CLcr(mL/min)0.75μg144週間 10以上30未満384.3±145.7(N=17) 30以上60未満322.9±114.8(N=331) 60以上70未満304.8±89.4(N=19) 70以上254.2±81.6(N=15)年齢0.75μg144週間 75歳未満302.3±101.0(N=232) 75歳以上352.5±129.1(N=150)性別 男性1.0μg、15日間316.1±96.3(n=6) 男性1.0μg、14日間289.6±114.1(n=22) 女性1.0μg、12週間260.4±55.6(N=80)(Mean±SD)注5)血清クレアチニン値を用いCockcroft-Gault法により算出注6)投与13、14、15日目及び15日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注7)投与13、14日目及び14日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注8)投与2、4、8、12週後の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μg又はプラセボを1日1回14日間経口投与したとき、CYP3A4の基質であるシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態パラメータの幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)及び90%信頼区間は、以下のとおりであった。エルデカルシトールがシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態に及ぼす影響指標薬投与群幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)[90%信頼区間]AUCCシンバスタチンプラセボ0.964[0.6903-1.3468]1.158[0.8766-1.5306]エルデカルシトール0.848[0.6743-1.0654]0.809[0.6669-0.9826]シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)プラセボ0.874[0.7535-1.0136]0.958[0.7526-1.2185]エルデカルシトール0.929[0.7178-1.2029]0.894[0.6302-1.2684](n=10)ヒト肝細胞ならびにヒト肝ミクロソームを用いた検討において、エルデカルシトールによる臨床上薬物相互作用を惹起するCYPの誘導及び阻害は認められなかった()。
国内第III相試験原発性骨粗鬆症患者1,054例(エルデカルシトール群528例うち男性9例、アルファカルシドール群526例うち男性15例)における無作為割付二重盲検群間比較試験において、主要評価項目である3年間の非外傷性新規椎体骨折発生頻度は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で13.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で17.5%であり(相対リスク減少率26%)、アルファカルシドールに対するエルデカルシトールの優越性が検証された[層化log-rank検定:P=0.0460(片側)]。また、3年間の非外傷性前腕骨骨折発生頻度は、エルデカルシトール群で1.1%、アルファカルシドール群で3.6%であり(相対リスク減少率71%)、有意差が認められた[層化log-rank検定:P=0.0048(片側)]。3年後の腰椎骨密度平均変化率は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で3.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で0.1%であり、アルファカルシドール群に比較して有意な骨密度増加効果を示した(Student t検定)。また、3年後の大腿骨骨密度平均変化率においても、エルデカルシトール群で0.4%、アルファカルシドール群で-2.3%であり、有意な骨密度増加効果を示した(Student t検定)。骨折発生頻度と相対リスク減少率骨折発生頻度(3年間)(n=有効性評価症例数)相対リスク減少率(P値)エルデカルシトール群(n=526)アルファカルシドール群(n=523)新規椎体骨折13.4%17.5%26%(P=0.0460)前腕骨骨折1.1%3.6%71%(P=0.0048)注1)Kaplan-Meier法による推定値注2)層化log-rank検定(片側)安全性評価対象例数であるエルデカルシトール群528例、アルファカルシドール群526例のうち、副作用は、エルデカルシトール群で227例(43.0%)、アルファカルシドール群で170例(32.3%)に認められた。発現率が5%以上であった副作用は血中又は尿中カルシウム増加であり、血中カルシウム増加はエルデカルシトール群で111例(21.0%)、アルファカルシドール群で69例(13.1%)、尿中カルシウム増加はエルデカルシトール群で134例(25.4%)、アルファカルシドール群で81例(15.4%)にみられた。
エルデカルシトールは活性型ビタミンD(カルシトリオール)の誘導体であり、以下のカルシトリオールとしての薬理学的特性を有する。ヒト破骨前駆細胞に作用し破骨細胞の形成を抑制した()。ラットにおいて、小腸でのカルシウム吸収促進()及び血清カルシウム濃度の増加が認められた。クル病モデルラットにおいて、骨端軟骨幅指数の低下が認められた。卵巣摘出ラットにおいて、骨代謝回転パラメータ値の低下が認められた。これらのことから、エルデカルシトールは、主に骨代謝回転を抑制して、骨密度及び骨強度を改善すると考えられる。薬理作用骨密度及び骨強度に対する作用卵巣摘出ラットにエルデカルシトールを12カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.03μg/kg/日の投与は、卵巣摘出による腰椎及び大腿骨の骨密度減少並びに骨強度低下を有意に抑制した。卵巣摘出サルにエルデカルシトールを16カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.07μg/kg/日投与群の腰椎及び大腿骨骨密度は、卵巣摘出コントロール群を下回らなかった。また、骨強度を低下させるなどの悪影響は認められなかった。卵巣摘出ラット及びサルの骨密度と骨強度の間には正の相関が認められた。骨組織像に及ぼす影響卵巣摘出ラットにエルデカルシトール0.0075、0.015、0.03μg/kg/日を12カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。卵巣摘出サルにエルデカルシトール0.0175、0.035、0.07μg/kg/日を16カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。骨折治癒に及ぼす影響骨折モデルラットにおいて、エルデカルシトール0.015、0.05μg/kg/日の骨折手術前4週間、骨折手術後16週間の反復経口投与は骨折部位の形状及び力学的強度に影響を与えなかった。
エルデカルシトール(Eldecalcitol)(1,2,3,5,7)-2-(3-Hydroxypropyloxy)-9,10-secocholesta-5,7,10(19)-triene-1,3,25-triolCHO490.72白色~淡黄色の粉末である。エタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
アルミピロー包装開封後又はバラ包装外箱開封後は遮光して保存すること。
6.5mm164mg剤形・性状茶白色不透明の軟カプセル剤であり、内容物は無色澄明のわずかに粘稠な液である。包装コード2086.5mm164mg剤形・性状茶褐色透明の軟カプセル剤であり、内容物は無色澄明のわずかに粘稠な液である。包装コード209
〈エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」〉100カプセル[10カプセル×10;PTP:乾燥剤入り]140カプセル[14カプセル×10;PTP:乾燥剤入り]〈エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」〉100カプセル[10カプセル×10;PTP:乾燥剤入り]140カプセル[14カプセル×10;PTP:乾燥剤入り]500カプセル[10カプセル×50;PTP:乾燥剤入り]200カプセル[ガラス瓶;バラ:乾燥剤入り]
エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」 沢井製薬
エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」
沢井製薬
カプセル
0.75μg1カプセル
3112006M2037
3112006M2037
1281163010101
後発医薬品
15.40円
3112006M1030_1_07
2026-03-27
(エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」) 63.9±14.0 pg/mL
(エディロールカプセル0.5μg) 63.6±8.5 pg/mL
(エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」) 90.2±13.6 pg/mL
(エディロールカプセル0.75μg) 87.4±15.7 pg/mL
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 100.42±11.02 pg/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 95.37±8.89 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 99.7±19.1 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 73.9(63.1, 84.6) pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 99.8±12.7 pg/mL
(シンバスタチン) 1.158[0.8766−1.5306]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.958[0.7526−1.2185]
(エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」) 3.3±0.8 hr
(エディロールカプセル0.5μg) 3.3±1.5 hr
(エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」) 3.3±0.8 hr
(エディロールカプセル0.75μg) 4.0±4.0 hr
(エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」) 3215±820 pg・hr/mL
(エディロールカプセル0.5μg) 3033±635 pg・hr/mL
(エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」) 4968±931 pg・hr/mL
(エディロールカプセル0.75μg) 4953±947 pg・hr/mL
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 4,094±445 pg・h/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 3,879±577 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 3,622±731 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 2,936(2,622, 3,250) pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 3,947±580 pg・h/mL
(シンバスタチン) 0.964[0.6903−1.3468]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.874[0.7535−1.0136]
(エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」) 51.7±12.3 hr
(エディロールカプセル0.5μg) 48.5±13.6 hr
(エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」) 53.8±10.2 hr
(エディロールカプセル0.75μg) 53.9±10.4 hr
記載なし
妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,本剤の成分に対し過敏症の既往のある患者
1. 妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,
2. 本剤の成分に対し過敏症の既往のある患者
1カプセル中エルデカルシトール0.5μgカルミン、酸化鉄、ゼラチン、D-ソルビトール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、黄色5号、酸化チタン1カプセル中エルデカルシトール0.75μgカルミン、酸化鉄、ゼラチン、D-ソルビトール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、黄色5号
骨粗鬆症
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。,,,,,
本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。,,,,,高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。,,, ,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。,
高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者,血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。,,,,重度の肝機能障害患者重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでは胎児の骨格異常及び出生児の腎臓の変化が0.125μg/kg/日(曝露量は臨床推奨用量での曝露量の6.8倍相当)で、出生児の外形異常(四肢、手根の異常)が0.5μg/kg/日(27.0倍相当)で認められている。ウサギでは外形異常(頭蓋裂、口蓋裂、矮小児)が0.3μg/kg/日で認められている。,授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
ジギタリス製剤ジゴキシン 等高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。カルシウム製剤乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。ビタミンD及びその誘導体アルファカルシドールカルシトリオール 等,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。PTH製剤テリパラチド 等PTHrP製剤アバロパラチド酢酸塩,,,, ,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
注意 ジギタリス製剤 (ジゴキシン 等)
症状: 高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。
機序: 高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
注意 カルシウム製剤 (乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
注意 ビタミンD及びその誘導体 (アルファカルシドールカルシトリオール 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 PTH製剤 (テリパラチド 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等)
症状: 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム 等)
症状: ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。
機序: 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。高カルシウム血症(1.5%注1)),,,, ,急性腎障害(頻度不明)血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。尿路結石(0.9%),消化器精神神経系肝臓腎臓代謝血液皮膚その他2%以上2%未満頻度不明便秘、胃不快感、口渇、胃炎嘔気、下痢、腹痛浮動性めまい、味覚異常γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)血中尿酸増加、Al-P上昇ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少発疹、そう痒症耳鳴浮腫注1)補正血清カルシウム値が11.0mg/dLを超える場合を高カルシウム血症として集計注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
1. 高カルシウム血症 [1.5%]
,,,, ,
2. 急性腎障害 [頻度不明]
血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。
3. 尿路結石 [0.9%]
,
消化器 [2%未満] 便秘、胃不快感、口渇、胃炎
消化器 [頻度不明] 嘔気、下痢、腹痛
精神神経系 [頻度不明] 浮動性めまい、味覚異常
肝臓 [2%未満] γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇
腎臓 [2%未満] クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性
代謝 [2%以上] 尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)
代謝 [2%未満] 血中尿酸増加、Al-P上昇
血液 [2%未満] ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少
皮膚 [2%未満] 発疹、そう痒症
その他 [2%未満] 耳鳴
その他 [頻度不明] 浮腫
記載なし
薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。
〈健康成人〉単回投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は投与後3.4±1.2hにC99.8±12.7pg/mLに達した後、t53.0±11.4hで消失した。AUCは3,947±580pg・h/mLであった(Mean±SD,n=31)。反復投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、14回目投与時の血清中エルデカルシトール濃度は投与後6.0±2.8hにC243.5±28.2pg/mLに達した後、t48.7±4.9hで消失した。AUCは4,964±597pg・h/mLであった(Mean±SD,n=10)。また、健康成人男性にエルデカルシトールとして0.1~1.0μgを1日1回15日間経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は、いずれの投与量においても投与13日後には定常状態に達していた。定常状態における薬物動態パラメータは、C、C、AUCともに投与量に比例して増加し、tは投与量によらず一定であり、エルデカルシトールの薬物動態は0.1~1.0μgの投与量の範囲内で線形であった。反復投与により薬物動態パラメータに変化は認められなかった。注1)承認された用法及び用量は、「通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。」である。〈原発性骨粗鬆症患者〉反復投与原発性骨粗鬆症患者にエルデカルシトールとして0.5、0.75、1.0μgを1日1回48週間経口投与後の定常状態における血清中エルデカルシトール濃度は、投与量の増加に伴い比例的に増加した。定常状態時の血清中エルデカルシトール濃度投与群12週後24週後48週後合計0.5μg238.1±80.9(n=49)249.7±64.4(n=48)246.0±136.3(n=44)244.5±96.8(N=141)0.75μg339.7±108.8(n=54)351.5±95.3(n=52)306.2±150.1(n=47)333.4±119.8(N=153)1.0μg514.3±674.5(n=53)469.9±135.2(n=51)401.3±140.2(n=45)465.0±417.1(N=149)(Mean±SD)血清中エルデカルシトール濃度の単位:pg/mLn:例数、N:集計に用いた測定ポイント数注2)投与12週後、24週後、48週後の集計生物学的同等性試験〈エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」〉エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」とエディロールカプセル0.5μgを健康成人男子にそれぞれ1カプセル(エルデカルシトールとして0.5μg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血漿中エルデカルシトール濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。各製剤1カプセル投与時の薬物動態パラメータCmax(pg/mL)Tmax(hr)T(hr)AUC(pg・hr/mL)エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」63.9±14.03.3±0.851.7±12.33215±820エディロールカプセル0.5μg63.6±8.53.3±1.548.5±13.63033±635(Mean±S.D., n=26)〈エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」〉エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」とエディロールカプセル0.75μgを健康成人男子にそれぞれ1カプセル(エルデカルシトールとして0.75μg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血漿中エルデカルシトール濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。各製剤1カプセル投与時の薬物動態パラメータCmax(pg/mL)Tmax(hr)T(hr)AUC(pg・hr/mL)エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」90.2±13.63.3±0.853.8±10.24968±931エディロールカプセル0.75μg87.4±15.74.0±4.053.9±10.44953±947(Mean±S.D., n=28)血漿中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。食事の影響健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、薬物動態に食事の影響は認められなかった。食事の有無における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)空腹時投与100.42±11.024,094±445食後投与95.37±8.893,879±577(Mean±SD,n=15)注3)10時間以上絶食後投与注4)食事摂取30分後投与母集団薬物動態解析健康成人男性、閉経後女性及び原発性骨粗鬆症患者の計882例において母集団薬物動態解析を実施した。見かけの分布容積は10.5Lであった。蛋白結合ヒト血清に1~100ng/mLの濃度範囲でエルデカルシトールを添加したときの蛋白結合率は94.2~96.2%であり濃度によらず一定であった。また、蛋白結合率に性差は認められなかった()。エルデカルシトールをラットに投与したとき、血漿中には主に未変化体が認められ、2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び24位の水酸化体も認められた。ラット、イヌ、サル及びヒトの肝ミクロソームを用いた試験におけるエルデカルシトールの主代謝物は2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び3-hydroxypropyloxy基のアルコールの酸化体であり、種差は認められず、エルデカルシトール主代謝酵素はヒト肝臓のCYPではなかった()。健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、エルデカルシトール及びその代謝物の尿中への排泄は認められなかった。雄性ラットにHで標識したエルデカルシトールを単回経口投与したとき、投与7日後までに投与放射能の2.63%が尿中に、55.89%が糞中に排泄された。肝機能障害患者における薬物動態肝機能障害患者10例(Child-Pugh分類 ClassA:8例、ClassB:2例)にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したときの薬物動態パラメータは、以下のとおりであった。肝機能障害患者と健康成人男性における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)99.7±19.13,622±731肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)73.9(63.1, 84.6)2,936(2,622, 3,250)健康成人男性99.8±12.73,947±580Child-Pugh分類 ClassA:n=8、健康成人男性:n=31(Mean±SD)Child-Pugh分類 ClassB:n=2〔Mean(Min,Max)〕腎機能及びその他の因子が薬物動態に及ぼす影響臨床試験から得られたクレアチニンクリアランス(CLcr)、年齢及び性別ごとの血清中エルデカルシトールトラフ濃度を以下に示す。「16.3.1 母集団薬物動態解析」に示した母集団薬物動態解析の結果、CLcr、体重、年齢及び性別は見かけの全身クリアランスに影響を与える因子ではなかった。臨床試験から得られたCLcr、年齢、性別の各分類の血清中エルデカルシトールトラフ濃度因子エルデカルシトール投与量、投与期間血清中エルデカルシトールトラフ濃度(pg/mL)(n=例数、N=測定ポイント数)CLcr(mL/min)0.75μg144週間10以上30未満384.3±145.7(N=17)30以上60未満322.9±114.8(N=331)60以上70未満304.8±89.4(N=19)70以上254.2±81.6(N=15)年齢0.75μg144週間75歳未満302.3±101.0(N=232)75歳以上352.5±129.1(N=150)性別男性1.0μg、15日間316.1±96.3(n=6)男性1.0μg、14日間289.6±114.1(n=22)女性1.0μg、12週間260.4±55.6(N=80)(Mean±SD)注5)血清クレアチニン値を用いCockcroft-Gault法により算出注6)投与13、14、15日目及び15日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注7)投与13、14日目及び14日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注8)投与2、4、8、12週後の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μg又はプラセボを1日1回14日間経口投与したとき、CYP3A4の基質であるシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態パラメータの幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)及び90%信頼区間は、以下のとおりであった。エルデカルシトールがシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態に及ぼす影響指標薬投与群幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)[90%信頼区間]AUCCシンバスタチンプラセボ0.964[0.6903−1.3468]1.158[0.8766−1.5306]エルデカルシトール0.848[0.6743−1.0654]0.809[0.6669−0.9826]シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)プラセボ0.874[0.7535−1.0136]0.958[0.7526−1.2185]エルデカルシトール0.929[0.7178−1.2029]0.894[0.6302−1.2684](n=10)ヒト肝細胞ならびにヒト肝ミクロソームを用いた検討において、エルデカルシトールによる臨床上薬物相互作用を惹起するCYPの誘導及び阻害は認められなかった()。
国内第III相試験原発性骨粗鬆症患者1,054例(エルデカルシトール群528例うち男性9例、アルファカルシドール群526例うち男性15例)における無作為割付二重盲検群間比較試験において、主要評価項目である3年間の非外傷性新規椎体骨折発生頻度は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で13.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で17.5%であり(相対リスク減少率26%)、アルファカルシドールに対するエルデカルシトールの優越性が検証された[層化log-rank検定:P=0.0460(片側)]。また、3年間の非外傷性前腕骨骨折発生頻度は、エルデカルシトール群で1.1%、アルファカルシドール群で3.6%であり(相対リスク減少率71%)、有意差が認められた[層化log-rank検定:P=0.0048(片側)]。3年後の腰椎骨密度平均変化率は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で3.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で0.1%であり、アルファカルシドール群に比較して有意な骨密度増加効果を示した(Student t検定)。また、3年後の大腿骨骨密度平均変化率においても、エルデカルシトール群で0.4%、アルファカルシドール群で-2.3%であり、有意な骨密度増加効果を示した(Student t検定)。骨折発生頻度と相対リスク減少率骨折発生頻度(3年間)(n=有効性評価症例数)相対リスク減少率(P値)エルデカルシトール群(n=526)アルファカルシドール群(n=523)新規椎体骨折13.4%17.5%26%(P=0.0460)前腕骨骨折1.1%3.6%71%(P=0.0048)注1)Kaplan-Meier法による推定値注2)層化log-rank検定(片側)安全性評価対象例数であるエルデカルシトール群528例、アルファカルシドール群526例のうち、副作用は、エルデカルシトール群で227例(43.0%)、アルファカルシドール群で170例(32.3%)に認められた。発現率が5%以上であった副作用は血中又は尿中カルシウム増加であり、血中カルシウム増加はエルデカルシトール群で111例(21.0%)、アルファカルシドール群で69例(13.1%)、尿中カルシウム増加はエルデカルシトール群で134例(25.4%)、アルファカルシドール群で81例(15.4%)にみられた。
エルデカルシトールは活性型ビタミンD(カルシトリオール)の誘導体であり、以下のカルシトリオールとしての薬理学的特性を有する。ヒト破骨前駆細胞に作用し破骨細胞の形成を抑制した()。ラットにおいて、小腸でのカルシウム吸収促進()及び血清カルシウム濃度の増加が認められた。クル病モデルラットにおいて、骨端軟骨幅指数の低下が認められた。卵巣摘出ラットにおいて、骨代謝回転パラメータ値の低下が認められた。これらのことから、エルデカルシトールは、主に骨代謝回転を抑制して、骨密度及び骨強度を改善すると考えられる。薬理作用骨密度及び骨強度に対する作用卵巣摘出ラットにエルデカルシトールを12カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.03μg/kg/日の投与は、卵巣摘出による腰椎及び大腿骨の骨密度減少並びに骨強度低下を有意に抑制した。卵巣摘出サルにエルデカルシトールを16カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.07μg/kg/日投与群の腰椎及び大腿骨骨密度は、卵巣摘出コントロール群を下回らなかった。また、骨強度を低下させるなどの悪影響は認められなかった。卵巣摘出ラット及びサルの骨密度と骨強度の間には正の相関が認められた。骨組織像に及ぼす影響卵巣摘出ラットにエルデカルシトール0.0075、0.015、0.03μg/kg/日を12カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。卵巣摘出サルにエルデカルシトール0.0175、0.035、0.07μg/kg/日を16カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。骨折治癒に及ぼす影響骨折モデルラットにおいて、エルデカルシトール0.015、0.05μg/kg/日の骨折手術前4週間、骨折手術後16週間の反復経口投与は骨折部位の形状及び力学的強度に影響を与えなかった。
エルデカルシトール(Eldecalcitol)(1,2,3,5,7)-2-(3-Hydroxypropyloxy)-9,10-secocholesta-5,7,10(19)-triene-1,3,25-triolCHO490.72白色~淡黄色の粉末である。エタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
アルミピロー包装開封後又はバラ包装外箱開封後は遮光して保存すること。
軟カプセル剤6.5mm約164mg性状茶白色不透明内容物:無色澄明のわずかに粘稠な液軟カプセル剤6.5mm約164mg性状茶褐色透明内容物:無色澄明のわずかに粘稠な液
〈エルデカルシトールカプセル0.5μg「サワイ」〉PTP[乾燥剤入り]:100カプセル(10Cap×10)〈エルデカルシトールカプセル0.75μg「サワイ」〉PTP[乾燥剤入り]:100カプセル(10Cap×10)、500カプセル(10Cap×50)バラ[乾燥剤入り]:200カプセル
エルデカルシトールカプセル0.75μg「トーワ」 東和薬品
エルデカルシトールカプセル0.75μg「トーワ」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「トーワ」
エルデカルシトールカプセル0.75μg「トーワ」
東和薬品
カプセル
0.75μg1カプセル
3112006M2053
3112006M2053
1287431010101
後発医薬品
18.00円
3112006M1057_1_02
2024-02-05
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 100.42±11.02 pg/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 95.37±8.89 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 99.7±19.1 pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 73.9(63.1,84.6) pg/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 99.8±12.7 pg/mL
(シンバスタチン) 1.158[0.8766-1.5306]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.958[0.7526-1.2185]
[食事の影響] (空腹時投与注3)) 4,094±445 pg・h/mL
[食事の影響] (食後投与注4)) 3,879±577 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)) 3,622±731 pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)) 2,936(2,622, 3,250) pg・h/mL
[肝機能障害患者における薬物動態] (健康成人男性) 3,947±580 pg・h/mL
(シンバスタチン) 0.964[0.6903-1.3468]
(シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)) 0.874[0.7535-1.0136]
記載なし
妊婦、妊娠している可能性のある女性又は授乳婦,
記載なし
1カプセル中エルデカルシトール0.5μg中鎖脂肪酸トリグリセリド、トコフェロールカプセル本体:ゼラチン、D-ソルビトール、カラメル、酸化チタン1カプセル中エルデカルシトール0.75μg中鎖脂肪酸トリグリセリド、トコフェロールカプセル本体:ゼラチン、D-ソルビトール、カラメル
骨粗鬆症
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。,,,,,
本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。,,,,,高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。,,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。,
高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。,,,,尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者,血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。,,,,重度の肝機能障害患者重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでは胎児の骨格異常及び出生児の腎臓の変化が0.125μg/kg/日(曝露量は臨床推奨用量での曝露量の6.8倍相当)で、出生児の外形異常(四肢、手根の異常)が0.5μg/kg/日(27.0倍相当)で認められている。ウサギでは外形異常(頭蓋裂、口蓋裂、矮小児)が0.3μg/kg/日で認められている。,授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
ジギタリス製剤ジゴキシン 等高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。カルシウム製剤乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。ビタミンD及びその誘導体アルファカルシドールカルシトリオール 等,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。PTH製剤テリパラチド 等PTHrP製剤アバロパラチド酢酸塩,,,,,高カルシウム血症があらわれるおそれがある。相加作用による。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。マグネシウムを含有する製剤酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
注意 ジギタリス製剤 (ジゴキシン 等)
症状: 高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。
機序: 高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
注意 カルシウム製剤 (乳酸カルシウム炭酸カルシウム 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
注意 ビタミンD及びその誘導体 (アルファカルシドールカルシトリオール 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 PTH製剤 (テリパラチド 等)
症状: 高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 相加作用による。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム炭酸マグネシウム 等)
症状: 高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。
機序: 他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。
注意 マグネシウムを含有する製剤 (酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム 等)
症状: ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。
機序: 血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。高カルシウム血症(1.5%注1)),,,,,急性腎障害(頻度不明)血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。尿路結石(0.9%),消化器精神神経系肝臓腎臓代謝血液皮膚その他2%以上2%未満頻度不明便秘、胃不快感、口渇、胃炎嘔気、下痢、腹痛浮動性めまい、味覚異常γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)血中尿酸増加、Al-P上昇ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少発疹、そう痒症耳鳴浮腫注1)補正血清カルシウム値が11.0mg/dLを超える場合を高カルシウム血症として集計注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
1. 高カルシウム血症 [1.5%]
,,,,,
2. 急性腎障害 [頻度不明]
血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがある。
3. 尿路結石 [0.9%]
,
消化器 [2%未満] 便秘、胃不快感、口渇、胃炎
消化器 [頻度不明] 嘔気、下痢、腹痛
精神神経系 [頻度不明] 浮動性めまい、味覚異常
肝臓 [2%未満] γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇
腎臓 [2%未満] クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性
代謝 [2%以上] 尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%)
代謝 [2%未満] 血中尿酸増加、Al-P上昇
血液 [2%未満] ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少
皮膚 [2%未満] 発疹、そう痒症
その他 [2%未満] 耳鳴
その他 [頻度不明] 浮腫
記載なし
薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。
〈健康成人〉単回投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は投与後3.4±1.2hにC99.8±12.7pg/mLに達した後、t53.0±11.4hで消失した。AUCは3,947±580pg・h/mLであった(Mean±SD,n=31)。0.75μg単回経口投与時の健康成人男性における薬物濃度推移反復投与健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、14回目投与時の血清中エルデカルシトール濃度は投与後6.0±2.8hにC243.5±28.2pg/mLに達した後、t48.7±4.9hで消失した。AUCは4,964±597pg・h/mLであった(Mean±SD,n=10)。また、健康成人男性にエルデカルシトールとして0.1~1.0μgを1日1回15日間経口投与したとき、血清中エルデカルシトール濃度は、いずれの投与量においても投与13日後には定常状態に達していた。定常状態における薬物動態パラメータは、C、C、AUCともに投与量に比例して増加し、tは投与量によらず一定であり、エルデカルシトールの薬物動態は0.1~1.0μgの投与量の範囲内で線形であった。反復投与により薬物動態パラメータに変化は認められなかった。〈原発性骨粗鬆症患者〉反復投与原発性骨粗鬆症患者にエルデカルシトールとして0.5、0.75、1.0μgを1日1回48週間経口投与後の定常状態における血清中エルデカルシトール濃度は、投与量の増加に伴い比例的に増加した。定常状態時の血清中エルデカルシトール濃度投与群12週後24週後48週後合計0.5μg238.1±80.9(n=49)249.7±64.4(n=48)246.0±136.3(n=44)244.5±96.8(N=141)0.75μg339.7±108.8(n=54)351.5±95.3(n=52)306.2±150.1(n=47)333.4±119.8(N=153)1.0μg514.3±674.5(n=53)469.9±135.2(n=51)401.3±140.2(n=45)465.0±417.1(N=149)(Mean±SD)血清中エルデカルシトール濃度の単位:pg/mLn:例数、N:集計に用いた測定ポイント数注2)投与12週後、24週後、48週後の集計食事の影響健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したとき、薬物動態に食事の影響は認められなかった。食事の有無における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)空腹時投与100.42±11.024,094±445食後投与95.37±8.893,879±577(Mean±SD,n=15)注3)10時間以上絶食後投与注4)食事摂取30分後投与母集団薬物動態解析健康成人男性、閉経後女性及び原発性骨粗鬆症患者の計882例において母集団薬物動態解析を実施した。見かけの分布容積は10.5Lであった。蛋白結合ヒト血清に1~100ng/mLの濃度範囲でエルデカルシトールを添加したときの蛋白結合率は94.2~96.2%であり濃度によらず一定であった。また、蛋白結合率に性差は認められなかった()。エルデカルシトールをラットに投与したとき、血漿中には主に未変化体が認められ、2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び24位の水酸化体も認められた。ラット、イヌ、サル及びヒトの肝ミクロソームを用いた試験におけるエルデカルシトールの主代謝物は2位の3-hydroxypropyloxy基の脱離体及び3-hydroxypropyloxy基のアルコールの酸化体であり、種差は認められず、エルデカルシトール主代謝酵素はヒト肝臓のCYPではなかった()。健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μgを1日1回14日間経口投与したとき、エルデカルシトール及びその代謝物の尿中への排泄は認められなかった。雄性ラットにHで標識したエルデカルシトールを単回経口投与したとき、投与7日後までに投与放射能の2.63%が尿中に、55.89%が糞中に排泄された。肝機能障害患者における薬物動態肝機能障害患者10例(Child-Pugh分類 ClassA:8例、ClassB:2例)にエルデカルシトールとして0.75μgを単回経口投与したときの薬物動態パラメータは、以下のとおりであった。肝機能障害患者と健康成人男性における単回経口投与時の薬物動態パラメータC(pg/mL)AUC(pg・h/mL)肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassA)99.7±19.13,622±731肝機能障害患者(Child-Pugh分類 ClassB)73.9(63.1,84.6)2,936(2,622, 3,250)健康成人男性99.8±12.73,947±580Child-Pugh分類 ClassA:n=8、健康成人男性:n=31(Mean±SD)Child-Pugh分類 ClassB:n=2〔Mean(Min,Max)〕腎機能及びその他の因子が薬物動態に及ぼす影響臨床試験から得られたクレアチニンクリアランス(CLcr)、年齢 及び性別 ごとの血清中エルデカルシトールトラフ濃度を以下に示す。「16.3.1 母集団薬物動態解析」に示した母集団薬物動態解析 の結果、CLcr、体重、年齢及び性別は見かけの全身クリアランスに影響を与える因子ではなかった。臨床試験から得られたCLcr、年齢、性別の各分類の血清中エルデカルシトールトラフ濃度因子エルデカルシトール投与量、投与期間血清中エルデカルシトールトラフ濃度(pg/mL)(n=例数、N=測定ポイント数)CLcr(mL/min)0.75μg144週間 10以上30未満384.3±145.7(N=17) 30以上60未満322.9±114.8(N=331) 60以上70未満304.8±89.4(N=19) 70以上254.2±81.6(N=15)年齢0.75μg144週間 75歳未満302.3±101.0(N=232) 75歳以上352.5±129.1(N=150)性別 男性1.0μg、15日間316.1±96.3(n=6) 男性1.0μg、14日間289.6±114.1(n=22) 女性1.0μg、12週間260.4±55.6(N=80)(Mean±SD)注5)血清クレアチニン値を用いCockcroft-Gault法により算出注6)投与13、14、15日目及び15日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注7)投与13、14日目及び14日目の投与後24時間の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出注8)投与2、4、8、12週後の血清中エルデカルシトールトラフ濃度から算出健康成人男性にエルデカルシトールとして0.75μg又はプラセボを1日1回14日間経口投与したとき、CYP3A4の基質であるシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態パラメータの幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)及び90%信頼区間は、以下のとおりであった。エルデカルシトールがシンバスタチン及びその代謝物の薬物動態に及ぼす影響指標薬投与群幾何平均の比(反復投与後/反復投与前)[90%信頼区間]AUCCシンバスタチンプラセボ0.964[0.6903-1.3468]1.158[0.8766-1.5306]エルデカルシトール0.848[0.6743-1.0654]0.809[0.6669-0.9826]シンバスタチン代謝物(オープンアシド体)プラセボ0.874[0.7535-1.0136]0.958[0.7526-1.2185]エルデカルシトール0.929[0.7178-1.2029]0.894[0.6302-1.2684](n=10)ヒト肝細胞ならびにヒト肝ミクロソームを用いた検討において、エルデカルシトールによる臨床上薬物相互作用を惹起するCYPの誘導及び阻害は認められなかった()。
国内第Ⅲ相試験原発性骨粗鬆症患者1,054例(エルデカルシトール群528例うち男性9例、アルファカルシドール群526例うち男性15例)における無作為割付二重盲検群間比較試験において、主要評価項目である3年間の非外傷性新規椎体骨折発生頻度は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で13.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で17.5%であり(相対リスク減少率26%)、アルファカルシドールに対するエルデカルシトールの優越性が検証された[層化log-rank検定:P=0.0460(片側)]。また、3年間の非外傷性前腕骨骨折発生頻度は、エルデカルシトール群で1.1%、アルファカルシドール群で3.6%であり(相対リスク減少率71%)、有意差が認められた[層化log-rank検定:P=0.0048(片側)]。3年後の腰椎骨密度平均変化率は、エルデカルシトール群(1日1回0.75μg)で3.4%、アルファカルシドール群(1日1回1.0μg)で0.1%であり、アルファカルシドール群に比較して有意な骨密度増加効果を示した[Student t検定:P<0.001(両側)]。また、3年後の大腿骨骨密度平均変化率においても、エルデカルシトール群で0.4%、アルファカルシドール群で-2.3%であり、有意な骨密度増加効果を示した[Student t検定:P<0.001(両側)]。骨折発生頻度と相対リスク減少率骨折発生頻度(3年間)(n=有効性評価症例数)相対リスク減少率(P値)エルデカルシトール群(n=526)アルファカルシドール群(n=523)新規椎体骨折13.4%17.5%26%(P=0.0460)前腕骨骨折1.1%3.6%71%(P=0.0048)注1)Kaplan-Meier法による推定値注2)層化log-rank検定(片側)安全性評価対象例数であるエルデカルシトール群528例、アルファカルシドール群526例のうち、副作用は、エルデカルシトール群で227例(43.0%)、アルファカルシドール群で170例(32.3%)に認められた。発現率が5%以上であった副作用は血中又は尿中カルシウム増加であり、血中カルシウム増加はエルデカルシトール群で111例(21.0%)、アルファカルシドール群で69例(13.1%)、尿中カルシウム増加はエルデカルシトール群で134例(25.4%)、アルファカルシドール群で81例(15.4%)にみられた。
エルデカルシトールは活性型ビタミンD(カルシトリオール)の誘導体であり、以下のカルシトリオールとしての薬理学的特性を有する。ヒト破骨前駆細胞に作用し破骨細胞の形成を抑制した()。ラットにおいて、小腸でのカルシウム吸収促進()及び血清カルシウム濃度の増加 が認められた。クル病モデルラットにおいて、骨端軟骨幅指数の低下が認められた。卵巣摘出ラットにおいて、骨代謝回転パラメータ値の低下が認められた。これらのことから、エルデカルシトールは、主に骨代謝回転を抑制して、骨密度及び骨強度を改善すると考えられる。薬理作用骨密度及び骨強度に対する作用卵巣摘出ラットにエルデカルシトールを12カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.03μg/kg/日の投与は、卵巣摘出による腰椎及び大腿骨の骨密度減少並びに骨強度低下を有意に抑制した。卵巣摘出サルにエルデカルシトールを16カ月間反復経口投与した試験において、エルデカルシトール0.07μg/kg/日投与群の腰椎及び大腿骨骨密度は、卵巣摘出コントロール群を下回らなかった。また、骨強度を低下させるなどの悪影響は認められなかった。卵巣摘出ラット及びサルの骨密度と骨強度の間には正の相関が認められた。骨組織像に及ぼす影響卵巣摘出ラットにエルデカルシトール0.0075、0.015、0.03μg/kg/日を12カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。卵巣摘出サルにエルデカルシトール0.0175、0.035、0.07μg/kg/日を16カ月間反復経口投与した試験において、骨組織像に異常は認められなかった。骨折治癒に及ぼす影響骨折モデルラットにおいて、エルデカルシトール0.015、0.05μg/kg/日の骨折手術前4週間、骨折手術後16週間の反復経口投与は骨折部位の形状及び力学的強度に影響を与えなかった。
エルデカルシトール(Eldecalcitol)(1,2,3,5,7)-2-(3-Hydroxypropyloxy)-9,10-secocholesta-5,7,10(19)-triene-1,3,25-triolCHO490.72白色~淡黄色の粉末である。,-ジメチルホルムアミド及びエタノール(99.5)に溶けやすく、クロロホルムにやや溶けやすく、アセトニトリルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。約132℃
アルミピロー包装開封後又はバラ包装外箱開封後は遮光して保存すること。
軟カプセル茶白色不透明約6.6mm約164mg軟カプセル茶褐色透明約6.6mm約164mg
〈エルデカルシトールカプセル0.5μg「トーワ」〉100カプセル[10カプセル×10:PTP]140カプセル[14カプセル×10:PTP]〈エルデカルシトールカプセル0.75μg「トーワ」〉100カプセル[10カプセル×10:PTP]500カプセル[10カプセル×50:PTP]140カプセル[14カプセル×10:PTP]700カプセル[14カプセル×50:PTP]500カプセル[バラ、脱臭剤入り]